平成22年11月27日 さがら村グリーンツーリズム研究会の研修会 こんにゃく作りと和紙すきの勉強会

さがら村グリンツリズム研究会

さがら村グリーンツーリズム研究会は、平成22年5月に設立しました。

平成22年11月27日に紙漉とこんにゃく作りの研修会を開くからということでお誘いを受け、参加してきました。相良北小学校に隣接している生涯学習センターでありました。大型調理器具が完備しているのは、昔、ここで北小学校の給食を作っていたためでしょうか。

紙漉を指導する迫田会長

こんにゃくづくりとこんにゃく料理 そして紙すきの研修会

少し遅れて行ったので、こんにゃく作りは、こねる工程に入っていました。二人がかりでこねましたが、なかなか腰に負担のかかる重労働でした。灰汁を入れ、さらにこねて、ゆでます。
今回は、柚入り、お茶入り、おから入りの3種類のこんにゃくを作りました。相良村はお茶所ですが、茶畑にこんにゃくいもを植えることが多く、農家のお母さんの現金収入としてこんにゃく作りを行っていたそうです。この地方のこんにゃくは、四浦こんにゃくと呼ばれ有名ですが、このような背景があるそうです。

そして、四浦というと四浦和紙が有名です。今日は、併せて和紙すきを体験させてもらいました。すくだけの作業でしたが、どうして難しく、私はうまくできませんでした。皆が苦戦する中、Kさんは、情熱と才能で、とても今日始めたとは見えない上達ぶりでした。

のり等の材料の作り方も教えていただきましたが、大変なご苦労があることを初めて知りました。

ご指導をいただいたさがら村グリーンツーリズム研究会会長の迫田さん達は、小学校で、和紙の卒業証書作成を指導しているそうです。6年生と先生と保護者で材料集めから始めて数ヶ月かけて作成するそうです。後々まで心に残る卒業証書ですよね。

最後に、様々なこんにゃく料理をいただきました。つぼん汁、こんにゃくステーキ、おから入りこんにゃくで作った鳥の唐揚げもどき、こんにゃく入りサラダ、こんにゃくの天ぷら等等、とてもおいしかったです。

相良村には、四浦こんにゃくと四浦和紙という素晴らしい地域資源があることを知ることが出来た一日でした。